2008年8月11日 杭打ち(掘削)

この日も杭打ち用の掘削が行われていました。
こちらは掘削の最終段階。掘削用のドリルには地質改良剤を含んだ泥が付いており、それをシャベルや木片で取り除いているところ。
地中深く潜っていた掘削ドリルが地中に上がって来ました。
こちらは麻袋に入れられた地質改良剤をパワーシャベルで開封しているところ。
掘削で掘り出された泥に改良剤を入れ、パワーシャベルでよくかき混ぜてからプールへと移動します。こちらはその改良剤と混ぜられた泥をプールへ運び出すところ。
杭打ち機の後方に取り付けられている掘削状況を表示するモニターを覗き込んでいるところ。
こちらがそのモニター。
掘削の際にはただ掘るだけではなく、微弱な電流を流すことによってその地質の硬度も計っています。
こちらのモニターで、赤いラインは事前に計測した地質調査での数値。青いラインが実際に掘削して出てきた数値。
グラフの縦軸は深さ、横軸はその地質の固さを示しています。このグラフからは事前の調査よりも実際には硬くしっかりした地質であることが示されています。
こちらは、杭打ちの進行状況を示した図面。既に6本の杭打ちが終了し、現在は7本目の掘削に取り掛かっています。
こちらは杭と杭をつなぎ合わせるための鉄板。こちらは前回ご紹介したものよりも大型のものです。
こちらは上の鉄板を固定するためのボルト。
こちらはそのボルトを締めるための工具。
掘削が終わり、ドリルの切り離しをしているところ。掘削の際にはドリルの中に水を流しながら掘り進んでいくため、その水が勢いよく溢れ出しているのが分かります。
こちらは上の写真の続き。間もなく切り離しが終わるところ。依然水は勢い良く出ています。
こちらは8本目の掘削に取り掛かるところ。掘削ドリルと先端に取り付けるヘッド部分を連結させたところ。
掘削を始める前には入念に杭芯のずれがないか確認を行います。こちらは測量用のスコープで杭芯の微調整をしているところ。
杭芯の位置が定まり、記録を取っているところ。黒板には「杭No.8 杭芯セット」と書かれています。
杭芯が定まると、いよいよ掘削を開始します。最初の掘り始めの段階で杭芯がずれてしまわないよう職人さんたちが支えながら慎重にドリルを回しています。
杭打ち機のオペレーターに手振りで指示を与えながらの慎重な作業でした。
いよいよ掘削がスタートし、次々に赤土が掘り起こされていきます。
掘削の際には、そのすぐ脇にパワーショベルで別な穴を掘り、そこに掘削で出てきた土と改良剤を混ぜてプールに移動させ、ある程度固めてからダンプで搬出します。右の写真は、掘削作業のすぐ脇でパワーショベルがその穴を掘っているところ。